こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
数多い猫種のなかでもひと際大きい体格の「メインクーン」。ジェントルジャイアント(優しい巨人)の愛称で親しまれている長毛種です。
そんなメインクーンの基礎知識を解説し、健康に必要なキャットフードの条件から”おすすめキャットフード”をご紹介します。
この記事の流れは、
- 特徴
- 性格
- 魅力
- 注意点(かかりやすい病気)
- おすすめキャットフード
この流れで解説していきます。すぐにおすすめキャットフードを知りたい方は以下のリンクをクリックしてご覧下さい。
1.特徴
メインクーンの原産地には様々な説がありますが、一般的にはアメリカと言われています。
イエネコの中でも身体が大きな品種として有名で、その大きさから「ジェントルジャイアント」という愛称で呼ばれています。大きい子は1メートルを超えるそうです。
メインクーンはアメリカで最古で最大の猫と言われており、名前の由来は狩りの習性や身体の模様がアライグマ(ラクーン)から付けられたと言われています。
1800年後半にキャットショーで人気があったのですが、20世紀に入ると一度人気がなくなりました。しかしその後、もう一度人気を取り戻し、現在では世界で2番目に人気のブリードとなっています。
基本情報
- 平均体重:6kg~9kg(オス)、3kg~5kg(メス)
- 平均寿命:13歳~15歳
2.性格
メインクーンは非常に賢く、器用な猫です。前足を使って色々なことをする傾向があり、扉を開けたり、トイレの水を流したり、水道の蛇口を開けたりする子もいるようです。
飼い主に忠実なのでしつけやすい猫種だと言えます。オスはメスに比べて甘えん坊なところがあり、個体によっては膝の上に乗ることを好む子もいるようです。
身体が大きいからか、温厚で協調性を持っています。個体によっては一緒にご飯を食べることが好きな子もいます。他に猫を飼っていても飼いやすいので多頭飼いの家庭にも向いています。
3.魅力
メインクーンの飼い主が愛してやまない5つの魅力をご紹介したいと思います。これを見ればあなたもメインクーンのことが大好きになるはず。
1.体がとても大きい
身体がとても大きいので、抱き心地がよく、ぬいぐるみたいに可愛らしいですよ。
2.賢い
非常に頭が賢く、学習能力が高いのでしつけやすい猫種です。初心者の方でもすぐに主従関係ができるので安心です。
3.多頭飼いができる
協調性があり温厚な性格をしているので、他にペットを飼っていても大丈夫です。
4.甘えん坊
身体が大きいところからは想像できないような甘えん坊です。見た目とはギャップがあるので、甘えられたら飼い主もメロメロになるのでしょう。
5.はじめて猫を飼う方におすすめ
上記の魅力を踏まえて、メインクーンは初めて猫を飼う方におすすめできます。「コミュニケーションをとやすい」「温厚な性格」など、初心者の方でも安心して飼うことができますよ。
4.かかりやすい病気の原因と対処方法
メインクーンにはかかりやすい病気が2つあります。これらの病気を予防することが将来の健康維持に繋がるのは間違いありません。具体的に気を付けてほしい病気は以下です。
- 肥大型心筋症
- 毛球症(ヘアボール)
肥大型心筋症
これは、心臓の壁が厚くなって、機能が落ちてしまう病気です。症状としては、息切れしたり、呼吸困難になってしまいます。更に悪化していくと、お腹の大動脈に血栓が詰まることで、後ろ足が麻痺してしまうという場合です。残念ながらこれは原因がはっきりと分かっていません。
対処方法
まず、猫は普段口を開けて呼吸する事はありません。口呼吸をしたら何か病気を疑いましょう。これは手術で治すことができず、投薬治療になります。薬で、病気の進行を遅らせて心不全になるまでの時間を延ばし、心不全の症状を和らげることを目標に治療します。病気がある程度進行すると、血栓が出来やすくなるので、血栓の予防薬も使用します。
毛球症(ヘアボール)
毛球症になると、食欲の低下、吐き気、便秘などの症状が現れます。猫は通常毛繕いをする際毛を一定量飲み込んでしまいますが、普段は外に排出しています。しかし飲み込んだ毛が大量であったり体調が悪かったりすると排出できず毛が体内にたまって球状となり、胃や腸の壁を傷つけ、発症します。
対処方法
軽度であれば毛玉除去剤をなめて毛を溶かし流すことができますが、重度の場合は外科手術が必要になることもあります。予防としては長毛種の場合はこまめにブラッシングをしてあげましょう。短毛種でも1日1回してあげると予防できます。
5.メインクーンにおすすめのキャットフードは?
メインクーンのかかりやすい病気には肥大型心筋症とヘアボール(毛球症)があります。肥大型心筋症の原因は詳しくわかっておらず、これといった予防策はありません。
実際に様々な種類のキャットフードが販売されていますが肥大型心筋症を対策したものはありません。
一方で、ヘアボール(毛球症)をケアするためのキャットフードはあります。ヘアボール(毛球症)の原因は毛づくろいの際に誤って被毛ごと飲み込んでしまうことです。そして胃の中に被毛が溜まり、消化不良を起こします。
メインクーンの場合は原因不明の肥大型心筋症を予防するのではなく、まずヘアボールのケアをするのが先決です。
ヘアボール(毛球症)に特に相性が悪いのは原材料の穀物だと言われています。穀物類は食べても消化するのが難しく、胃の中にたまってしまいます。
少量だと腹持ちが良くなるだけで問題にはなりませんが、安価なキャットフードには穀物が大量に混ぜられています。いわゆる、カサ増しというやつです。
そのため、胃の中に溜まった大量の穀物のせいで、被毛が排出できず余計に消化が困難になります。ヘアボール(毛球症)のケアをするなら穀物不使用(グレインフリー)のキャットフードが最低条件です。
そこで、数多くある穀物不使用(グレインフリー)のキャットフードのなかでも、特に品質が高いものをここでご紹介します。それが「モグニャン」です。
メインクーンにおすすめのキャットフードは『モグニャン』
評価内容 | Sランク(全評価はこちら) |
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種類 | 総合栄養食/ドライフード |
価格/内容量 | 3,960円/1.5kg |
1KGあたり | 2,640円 |
カロリー | 374kcal/100g |
主原料 | 白身魚 |
穀類 | 未使用(グレインフリー) |
ヘアボール対策 | オリーブオイル |
ヘアボール対策2 | カボチャ |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
モグニャンは穀物不使用(グレインフリー)の中でも特に評価が高い商品です。メインの原材料には白身魚を豊富に使用し、動物性たんぱく質も63%以上という優れもの。(※ちなみに平均は30%前後)
白身魚は消化吸収が良いので、ヘアボール(毛球症)にも最適です。魚類の中でもサーモンをしのぐ白身魚は、キャットフードに最も合った原材料だと言われています。
また、良質な毛並みを作り、毛玉を吐き出す効果があるとされる「オリーブオイル」、そして食物繊維が豊富で便の排出をスムーズにする「カボチャ」も配合しています。これならヘアボール(毛球症)で胃に体毛が溜まらず排出を促進できます。
基本的に動物性たんぱく質が高ければ高いほど、そのキャットフードの栄養価は高くなります。栄養価が高ければ、猫自身が本来持っている免疫力を高めることができ、病気にも負けない体を作ることができます。
原因不明の肥大型心筋症を予防できるかどうかはわかりませんが、免疫力(自己治癒能力)を高めることによって、どのような病気に対しても対策できるのは間違いありません。
免疫力を高めて病気に立ち向かうのは猫も人間も変わりありません。
モグニャンは当サイトの中でも自信を持っておすすめできるキャットフードです。もし「メインクーンに合ったキャットフードがわからない…」と悩んでいる飼い主さんは一度試してみてください。