こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
品種としては比較的新しい「ヨーロピアンショートヘア」。1982年まではブリティッシュショートヘアと区別されていませんでした。見た目は大人気のアメリカンショートヘアにも似ています。
今回はそんなヨーロピアンショートヘアーの基礎知識を踏まえ、健康維持や病気予防に最適な”おすすめキャットフード”をご紹介します。
この記事の流れは、
- 特徴
- 性格
- 魅力
- 注意点(かかりやすい病気)
- おすすめキャットフード
この流れで解説していきます。すぐにおすすめキャットフードを知りたい方は以下のリンクをクリックすればすぐに見れます。
1.特徴
ヨーロピアンショートヘアーの原産はヨーロッパになります。容姿はブリティッシュショートヘアーとアメリカンショートヘアーに似ています。1982年までは、ブリティッシュショートヘアーと同じ品種として扱われていました。
身体は一見スラっとしていますが、触ってみると意外と筋肉質でがっちりしています。特に胸と脚の筋肉がしっかりとしています。
被毛は短毛種のみとなっています。毛は密集して生えており、シルクのように光沢があって柔らかい毛質をしています。
基本情報
- 平均体重:4kg~7kg
- 平均寿命:15歳~18歳
2.性格
ヨーロピアンショートヘアーは非常に愛情深く、友好的な性格をしています。また、犬のように我慢出来るとも言われています。
猫は本来、子供や他の動物とはあまり仲良くなりませんが、友好的な性格と我慢強さから仲良くできる猫種です。しかし、ストレスが溜まっている場合もあるので注意してあげてください。
とても活発的で遊ぶのが大好きです。一緒に遊んであげるとコミュニケーションもとれますし、猫自身のストレス発散にもなるでしょう。
頭がとても賢く、友好的な性格と相まってコミュニケーションが取りやすいので、初心者でも簡単にしつけがしやすいので安心です。
3.魅力
実際にヨーロピアンショートヘアーを飼っている方の口コミや評判から、代表的な魅力を5つピックアップしました。それをここでご紹介します。
1.体が少し大きい
ブリティッシュショートヘアーよりも大きめで、平均的な猫の体重とほぼ同じです。
2.長生きできる
健康管理は大前提ですが、平均寿命が他の猫よりも長く、個体によっては22歳まで生きた報告があります。普段からの健康維持に努めてあげましょう。
3.他の動物とも友好的
友好的な性格なので、小さなお子さんがいる場合や、他にペットを飼っている家庭でも問題ありません。多頭飼い向けの猫です。
4.初心者向け
コミュニケーションが取りやすく、賢いのでしつけがしやすい猫種です。初心者でも安心して飼えます。
5.遊び好き
遊ぶことが大好きで、とても活発的な猫です。ずっと猫と戯れてたい方に飼い主さんはおすすめです。子供ともよく遊んでくれると思います。
4.かかりやすい病気の原因と対処方法
ヨーロピアンショートヘアーの健康を維持するためには、かかりやすい病気のケアは欠かせません。そのためには注意すべき病気は2つあります。
- 尿路結石
- 皮膚疾患
尿路結石
症状はトイレに行く回数が増えたり、頻繁にトイレに行くのにオシッコが少ししか出ていない、血尿が出る等があります。
対処方法
この病気はオス猫がかかりやすく、原因の一つに質の悪いキャットフードが挙げられます。もし発症した場合は、動物病院に行き、療法食に切り替え抗生物質で治します。早期発見、早期治療が大切です。
皮膚疾患
この病気になると痒みや炎症、乾燥してフケなどが出たりします。皮膚疾患には様々な原因があり、アレルギーやノミ、ダニ等の虫などがあります。キャットフードが原因で免疫が落ちて引き起こす場合も考えられます。
対処方法
肌をよく掻いたりしていたら注意して見てあげてください。まずは食事を改善することが重要です。もし明らかな異常があればすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。治療方法はその原因によって変わります。
ヨーロピアンショートヘアーにおすすめのキャットフードは?
ヨーロピアンショートヘアーにあったキャットフード選ぶなら、以下2つの病気を対策したものを選んでください。
- 尿路結石
- 皮膚疾患
尿路結石は尿の中のph値が酸性かアルカリ性に傾くことによって結石ができます。猫の尿はもともと弱酸性の数値が「6.5」です。平均値が7なので、それを下回ると酸性になり、逆に上回るとアルカリ性になります。
尿のph値が変化する原因は、マグネシウムや穀物類、そしてカルシウムなどが関係しています。
マグネシウムや穀類が多いキャットフードを食べると、尿がアルカリ性に傾きストルバイト結石症(リン酸アンモニウムマグネシウム)になるリスクが高まります。
それとは逆に、カルシウムを多く含んだキャットフードを食べ過ぎると尿が酸性に傾き、シュウ酸カルシウム結石症のリスクがあります。
カルシウムの量に気をつけるのはもちろん、高たんぱく質な食事がシュウ酸カルシウム結石症のリスク軽減に繋がるので、たんぱく質の量にこだわるべきです。
つまり、尿路結石を対策するなら、
- 低マグネシウム
- 穀物不使用
- 高たんぱく質
この3つを対策したフードが最適です。
穀物はアレルギーの原因にもなり、皮膚疾患を発症するリスクも高まります。少量の穀物であれば腹持ちをよくするのに効果的ですが、大量に含まれたものは消化不良を起こしてしまい、病気の原因にもなります。
だから、穀物不使用のものがヨーロピアンショートヘアーには最適です。
あと、添加物によるアレルギーの心配もあるので、無添加のものであればさらに病気対策にはもってこいです。
これらの条件をすべてクリアしたキャットフードでもっともおすすめなのは「カナガン」です。
ヨーロピアンショートヘアーにおすすめは『カナガン』
評価内容 | Sランク(全評価はこちら) |
---|---|
価格/内容量 | 3,960円/1.5kg |
1KGあたり | 2,640円 |
カロリー | 390kcal/100g |
主原料 | チキン |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
添加物 | 未使用(ビタミンEのみ) |
尿路結石ケア | クランベリー |
格付け評価 | 格付けレビューはこちら |
カナガンは穀物を一切使用しないキャットフードの代表格です。先程も説明したとおり、穀物は消化不良の原因となったり、尿をアルカリ性に傾けたり作用があります。また、アレルギーの原因にもなります。
しかし、完全に排除してしまうと腹持ちが悪くなるデメリットもあります。
カナガンはそれを補うために高級素材であるサツマイモを使用しています。サツマイモは「消化吸収が良く、腹持ちがいい」という、まさにキャットフードにぴったりの原材料です。しかし、安価な製品には使用されていません。なぜなら安全性よりコスカット重視だからです。
カナガンにはサツマイモが使用され、猫の体調に配慮した作りになっています。
添加物もアレルギーの原因になりますが、これは一切使用しない無添加の製品になります。酸化防止材にはミックストコフェノール(ビタミンE)を使うほど安全性には徹底しています。
そして尿路結石のケア。クリアしてほしい条件は以下の3つでした。
- 低マグネシウム
- 穀物不使用
- 高たんぱく質
まずは低マグネシウム。カナガンにはマグネシウムが0.09gしか使われておらず、まさに低マグネシウム製品だと言えます。穀物不使用なのは先ほど説明しましたが、たんぱく質についてもカナガンは完璧にクリアしています。
カナガンには新鮮なチキンが主原料に使用されています。その中身は「骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%」です。この2つで動物性たんぱく質がすでに50%を越えています。良質な製品でもその割合は30%前後。
カナガンの50%越えがどれだけすごいのかわかっていただけたはずです。
カナガンはヨーロピアンショートヘアーがかかりやすい病気を完璧に対策した数少ないフードです。そのなかでも特に品質が高いのがこの商品の特徴です。そこ証拠に獣医師の先生のお墨付きです。
このキャットフードはランキングサイトでも必ず上位にいるフードです。当サイトでも最高ランク「S」に評価しているので、自信をもっておすすめできます。
何よりヨーロピアンショートヘアーにぴったり合ったフードはカナガン以外にないと思います。ぜひキャットフードに迷っている飼い主さんは参考にしてください。