こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
愛猫家のみなさん、ご存知でしたか。市販のキャットフードが「危険すぎる食べ物」だってことを・・・。
「え!?そうなの?」
このように驚く方がほとんどだと思います。だから、かわいい家族の一員「愛猫」の健康を考えてあげるなら、この記事だけは必ず一読してください。
キャットフードは「規制がない=自主規制」だった!
キャットフードは以前、規制がありませんでした。つまり、キャットフードを作る過程で「何を入れても大丈夫」ということです。だから猫の体のことなんかを考えず、添加物や保存料なども入れ放題なのです。
使われていた原材料は「動物の死骸」「病気で汚を患った動物」「食肉処理場で不良とされた原料」「障害のある動物」、そしてその動物たちに使っていた「薬品」も全てそのままリサイクルされます。
ちなみに私たち人間が食べる基準を満たさなかった「食品不適合」と呼ばれる原材料も混ぜられています。その中には、猫が消化できない「穀物」を多く含んでいて、これがさまざまな病気を引き起こします。
つまり、ぜ~んぶリサイクルして、あのコロコロしたキャットフードの中に詰め込まれているんです・・・。
当然、このような原材料を固くコロコロししたキャットフードに入れただけでは猫も気付きます。
「ん!?何かおかしいぞ・・・」
そこで登場するのが「人工添加物と香料」です。人工添加物と香料を異常なくらい入れて匂いをつけて、猫の食い付きをよくしていました。
このようなことを繰り返して、挙句の果てに起こったのが「2007年のペットフード大量死事件」です。
それを受けて日本政府が作った「ペットフード安全法」
こうなってくると、それを知ってしまった愛猫家の不満が爆発するんですよね。その不満を抑えるためにとりあえず作ってしまったのが「ペットフード安全法」です。
いわゆる「ザル法」です。つまり、意味のない法案なんですよ、これは・・・。
この法案によってあまりにひどい「猫が死亡するような添加物」や「人工保存料や有害なもの」が含まれるキャットフードは取り締まれるようになりました。しかし、根本的な解決にはなりません。
法律を作っても「原材料」が一番問題!
こんな法案があったとしても原材料の品質まで規制できるわけではありません。
さきほど説明した原材料には「動物の死骸」「病気で汚を患った動物」「食肉処理場で不良とされた原料」「障害のある動物」、その動物たちに使っていた「薬品」、そして猫ちゃんが消化できない「穀物」などが含まれているかもしれないのです。
考えただけでゾッとしますよね・・・。
そんな世にも恐ろしい原材料は「家禽ミール、チキンミール、ミートミール、ミートボーンミール、畜産副産物、牛肉副産物」と表示すればキャットフードに混ぜれます。ちなみにこんな感じで↓
このチキンミールは「原材料なら何でもあり!」みたいな粗悪な素材です。
さらに、この原材料の表示には書き方があって、内容量の多い順に書かないといけません。一番最初に「コーン」がきているのでこれが主原料になります。
実はこのコーン(穀物)は猫が消化できないものです。
でも、安価なキャットフードを作るには仕方のないことなんです。だって肉よりもコーンの方が明らかに安く済みますから。
こんなキャットフードが平気で近所のホームセンターやペットショップで売られているんです。それも安価なものから、プレミアムキャットフードと呼ばれるものまで・・・。
これを愛猫が毎日食べ続けると・・・
まず猫ちゃんの体調がおかしくなり、下痢や嘔吐をするようになったり、毛並みなどにも影響を及ぼします。そして、アレルギーを引き起こします。
特に主原料になっている穀物(猫が消化できないコーンなど)がアレルギーを引き起こす原因になりやすく、消化器官系に異常を引き起こします。
そうすると猫ちゃんの病気に多い「尿路結石、関節炎」などを発症する原因にもなります。そのまま放置しておくと最悪の場合は・・・。
もし、そうなったとしても誰もキャットフードのことは疑いません。だって毎日食べているものの中に、まさか「このような世にも恐ろしい原材料」が入っているとは思いもしないからです。
愛猫の体調が悪くなる前に!
まず、キャットフードの内容表示を必ず見てください。そして添加物が入っていない、できるだけ無添加のキャットフードをあげるようにしましょう。
なぜ無添加かというと、添加物の量はいくらでもごまかせます。でも「無添加という表示」があれば、添加物を入れることが自体ができません。それでももともと原材料にも混ぜることはできます。
ただ、無添加というだけで一定以上の安心感はあります。愛猫の健康のことを考えれば、はじめから安全な無添加キャットフードを選べと安心です。
猫は自分自身で自分のキャットフードを決めることはできません。だから愛猫を守れるのは飼い主しかいません。
ぜひ、これを読んだら今愛猫に与えているキャットフードを一度見直してあげてくださいね。