こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。

天然の魚を使った、イタリア生まれのヘルシーフード「グリーンフィッシュ」。

そのヘルシーさから年齢、種類に関係なく、愛されてるそうです。今回はそんなグリーンフィッシュを徹底解析します。全ての猫に安心して与えることができるのか、原材料や成分、口コミから評価をします。

クオレイタリアから販売されている「グリーンフィッシュ」って？

特徴は以下の「４つ」です。

1. イタリア獣医師推奨の健康サポートフード。
2. 天然魚が主原料
3. 肝臓の働きを
4. 胃に優しい

グリーンフィッシュはイタリアの獣医師も推奨するほどの健康サポートがされています。

主原料の天然魚は高品質なタンパク質とオメガ3＆6脂肪酸を含んでいます。それらによって皮膚や毛艶の健康を保ちます。

肝臓に良いとされる、タウリンやアーティチョーク、ミルクシスルを配合することによって、働きをサポートします。

胃の働きをサポートするビール酵母や、消化吸収に優れた米粉を混ぜています。その結果、胃に優しい内容になっています。

原材料と成分を徹底分析！

天然魚の他は安全か「原材料と成分」を確認してみましょう。原材料と成分で、危険だと判断したものは赤色で表示しています。

まずは原材料からチェック！

シリアル（トウモロコシ、米粉、コーングルテン）魚【２４％以上（サバ、イワシ、ニシン、ツナ、タラ）】※季節により魚の種類が変わります】、 植物性オイル、ビートパルプ、ビール酵母、ビタミン及びミネラル（硫酸銅、炭酸鉄、酸化マンガン、炭酸コバルト、酸化亜鉛、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム）、ハーブ（アーティチョーク、ローズマリー、ミルクシスル）、タウリン

次に保証成分をチェック！

水分 8.0% 、リン 1.10% 、粗タンパク質 30.0% タウリン 0.12% 、粗繊維 2.5% 、オメガ3 0.35% 、粗脂肪（飽和脂肪酸） 13.5% 、オメガ6 3.10% 、粗灰分 6.5% 、ビタミンA 19,000.IU 、ナトリウム 0.28% 、ビタミンD3 1,250.IU 、カルシウム 1.2% 、ビタミンE(αトコフェノール) 160mg 、マグネシウム 0.09% カロリー：350.0kcal/100g

安全なキャットフードを選ぶ『6つの条件』

解析した原材料は、安全なキャットフードとして条件をクリアできているのか見てみましょう。

1.添加物(保存料・調味料・着色料)なしの100%無添加なのか？

使用している添加物に危険なものはありませんでした。原材料に酸化防止剤が記載されていませんが、公式サイトには「天然のものから抽出したビタミンEを使っている」と表記されていたので安全です。

2.主原料は肉類or魚類？品質はいかが？

肉類を使わず、魚類のみ使用となっています。配合する魚は季節によって変わりますが、全て危険ではないので品質は大丈夫です。含まれている量が具体的に記載されているのも評価できます。

ただ、使用している魚のなかにアレルギー源があれば要注意です。しっかりと公式に何の魚を使っているのか、問い合わせてから与えてください。

肥満猫のダイエットにもおすすめ？

主原料は穀類になっているので太る要因”炭水化物”が多く含まれています。カロリーは350カロリーと平均的です。しかし、炭水化物が多く含まれているので、ダイエットには向いていません。室内飼いの猫の場合は太るかもしれません。

3.「穀物類」への対応は？

使用している穀類は「トウモロコシ、米粉、コーングルテンミール」でした。公式サイトによるとアレルギーに配慮して小麦は使っていないそうです。

しかし、小麦と同じくらいアレルギー発症の可能性があるトウモロコシが配合されています。せっかくアレルギーに配慮しているのに無駄になっています。

トウモロコシでアレルギーが出るかもしれませんので、注意しましょう。

猫がなりやすい病気(尿路結石・ヘアボール)などの対策は？

猫がなりやすい病気への対策はされていません。公式によると「治療に使う薬と一緒に食べることができます」と記載されています。

お薬と一緒に飲ませるなら、念のため獣医さんに相談をしてから与えましょう。そのほうが安全です。

4.良質な油(脂肪分)を使用しているか？

使用している油は「植物性オイル」でした。一応公式では、「100パーセント、コーンオイルを使っています」と記載がされています。なぜ、あいまいな表記をしているのか疑問に残ります。

誰もが公式サイトを見ているわけではないので、パッケージにもしっかりと記載しておいてほしいです。

5.手作り食と同じ高品質な原材料(ヒューマングレード)の使用は？

公式サイトでヒューマングレードの原材料かチェックしてみました。結果、品質の証明書を貰ったページに「人間用と同等の原材料を使用している」と記載されていました。

ヒューマングレードの原材料を使用し、原材料の品質は高いといえます。

6.「製造前の品質チェック」は行っているか？

公式サイトで工場で製造前の品質管理ができているか、チェックしました。製造工程が衛生的なことや原材料の選別など、すべてイタリア政府に認められているそうです。

工場での品質管理はしっかりとできているので安心できます。

【結論】グリーンフィッシュを格付けしてみた結果・・・

それではキャットフード「グリーンフィッシュ」の総合評価を発表しましょう。今までの評価が一目でわかるようにこちらの表をご覧ください↓

その総合評価はずばり・・・

総合評価：D
（Ａ～Ｅの５段階評価）

キャットフード「グリーンフィッシュ」を総合評価してみた結果「D」だということがわかりました。

公式では”天然魚を主原料にしている”と記載されていましたが、原材料をまとめると穀類が主原料に使われていました。勘違いして購入する飼い主さんが居ないか心配です。

主原料ではない魚類が２４％以上含まれているということは、穀類はそれ以上含まれていることになります。肉食動物の猫にとって穀類は、あまり必要ではありません。この量では消化不良を起こす可能性があります。

グリーンフィッシュは対応年齢や主原料、油の種類など、勘違いさせることが非常に多く、信用性に欠ける結果となりました。

みんなの口コミや評判を検証！悪評はあるの？

実際にキャットフード「グリーンフィッシュ」を愛用している飼い主さん達の口コミをまとめました。ぜひ、参考にしていってください。

すごい食いつきがよくて良かったです。今まで色々とフードを与えてみたものの、残す事がほとんどだったのが、このフードは毎回完食してます。便の臭いも軽減したので色々と助かってます。

＜口コミ＆評判　ユーザー１＞

食にこだわりのある子にはなかなか食べてもらえませんが、こちらを与えている間はうんちの状態がとても良い気がします。つやつやで綺麗な形のうんちがでるのでがまんして食べてもらってます。

＜口コミ＆評判　ユーザー２＞

久しぶりに購入してみましたら、粒のサイズも形状もまったく異なっていて大きな粒で、とても食べづらそうです。味もかなり変更したんでしょうか、よく食べてくれていた子も砂かけして逃げていきお腹が減っても頑として食べようとしてくれません。数年前の平らなハート型の商品とは別物ですね。

＜口コミ＆評判　ユーザー３＞

リニューアル前はグリーンフィッシュ大好きだったウチの子達が、リニューアル後のこちらの商品はむしろ嫌いになってしまいまして。粒も食べやすそうな形状から食べにくそうな形状に変わり、匂いも味もリニューアル前とは全然違います。

＜口コミ＆評判　ユーザー４＞

これだけは…食べてくれなかった 下痢が酷くなった

＜口コミ＆評判　ユーザー５＞

食いつきはリニューアルされたことによって、飼い主さんからの評判は微妙です。食べづらい形をしているようなので、口が小さい猫や、アゴの力が弱ってきた猫は食べるのが難しいかもしれません。

効果としては「ウンチの調子が良くなった」という声が主に多かったです。反対に、穀類の影響からか、下痢が酷くなった猫ちゃんもいました。

グリーンフィッシュはこんな猫ちゃんにおすすめ！！

グリーンフィッシュをオススメするなら、口コミで「ウンチが良くなった」という声があったので”お腹の調子が優れない猫ちゃん”におすすめします。ただ逆に「下痢が酷くなった」声もあるので、あまりつよくおすすめできません。

1日の価格(コスパ)を計算！楽天やamazon(アマゾン)が最安値？

グリーンフィッシュの価格は1.5kg「3280円」です。

これを１日の食事代に計算をすると「１０５円」となりました。量増しとして使われる穀類を使っていて、この値段は正直高いようにも思えます。穀類が主原料ではなかったら文句無い価格です。

販売店は楽天やamazon(アマゾン)がおすすめ？最安値はココでした！

キャットフード「グリーンフィッシュ」の価格を比較していきたいと思います。

• amazon ⇒ ３５４２円
• 楽天 ⇒ ３５４２円(送料無料)
• ヤフーショッピング ⇒ ３５４２円

価格を比較してみると、価格に差がありません。ただ「楽天市場」のみが送料無料なので、購入するなら楽天市場が良いと思います。

まとめ

以上、「グリーンフィッシュ」の原材料や成分、口コミをまとめて、どのようなキャットフードなのか分かっていただけたかと思います。

天然魚がたくさん使われていたが、それ以上に穀類を使用していることが分かりました。その結果、残念ながらＡ～Ｅの５段階評価中『D』だと評価しました。

魚ではなく穀物が主原料になっていたこのフードを与えるのはおすすめしません。同じ価格帯でも魚が主原料のキャットフードが他にあります。私ならそちらを購入します。

⇒ 魚をふんだんに使った”Sランク”キャットフードはこちら

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