こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
愛猫家のみなさん、「ミートミール」や「肉副産物」ってなんのことだと思いますか?
これらは、市販のキャットフードに含まれていることが多い原材料ですが、この言葉を見てもあまりピンとくる方は少ないと思います。
ですが、この言葉を知っている方はゾッとする言葉ですよね。実はこの「ミートミール、肉副産物」は世にも恐ろしい原材料なんです。
ほとんどの方は馴染みのない言葉なので、当然のごとく「肉の何かでしょ?」と思います。例えば、「牛肉、豚肉、鶏肉」などを思い浮かべるんじゃないでしょうか。
ですが、この「ミートミール・肉副産物」には、”肉以外の部分”も含まれています。
「ミートミール&肉副産物」の正体とは!?
この「ミートミール・肉副産物」には動物の糞尿、毛、膿汁、腫瘍肉(癌の部分)までもが含まれている可能性があるのです。
さらに野外で死んだ動物、車に轢かれて道端に埋められない動物、病気で死んだ動物、ときには動物園の動物などが死体回収業者の手で集められて、「ミートミール・肉副産物」として生まれ変わるための“生の原料”として混ぜられます。
だからこの「ミートミール・肉副産物」の正体を知っている人は、この言葉を聞くとゾッとする言葉なのです。
そんなまさか!?これって本当の話?
信じたくはないですが、実際に行われている行為です。アメリカでは死んだ動物を加工するための工場が全米に200以上あります。(※ちなみに日本にも140以上の工場があります)
その工場では、このような行為が毎日行われているんです。
そのような世にも恐ろしい原材料が、あの茶色のコロコロしたキャットフードに生まれ変わるのです。それを食べているのは私たちの家族の一員である愛猫です。
想像もしたくないですが、「猫が猫を食べている」可能性だってあります。
日本でもこのような事件がありました。
日本国内でもある事件がありました。
以前、徳島のほうで路上などで死んだ犬猫の死骸の処理を、一般廃棄物処理の許可のない徳島市内の肉骨粉加工業者に委託していた問題がありました。
この委託された肉骨粉加工業者を簡単に言えば、「死んだ家畜や屠殺、安楽死された動物をリサイクルして販売している業者」なのです。
勘の鋭い方はもうわかったと思います。そうなのです。
このリサイクルされた死んだ動物たちは、キャットフードや肥料に使われているかもしれないのです。
言い方悪いかも知れませんが、このような粗悪な素材を人間の食品に加工することはできません。そして、人間が食べる家畜に与える肥料にも厳しい基準があり混ぜれません。
では、一体それらの動物の死骸を買ってリサイクルしたものはどこに行ったのでしょうか・・・
ミートミール&肉副産物配合の製品は絶対に買わないで!
アメリカでも日本でもそうですが、このような粗悪な原材料から生産されたキャットフードが、普通に近所のペットショップやホームセンターで販売されています。
しかし、ほとんどの方はこの事実に気づきません。
愛猫の健康のためを想って、あなたが買っているキャットフードの中には、世にも恐ろしい原材料が含まれている可能性があるということを理解する必要があるのです。