こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
アレルギーに悩んでいる猫は少なくなりません。その中でも食物アレルギーは、人が猫を飼いだしてから段々と増えている病気だと言われています。
これは毎日食べているキャットフードによって引き起こされる病気なので、どれだけ健康な猫でも発症する恐れがあります。
この記事を読んでいる方は「愛猫がアレルギーに悩んでいる」「アレルギーを予防してあげたい」飼い主さんだと思います。
そこで今回はアレルギーに対する知識を解説し「アレルギー対策に最適なキャットフード」を紹介します。具体的な流れは以下になります。
- アレルギーの症状
- アレルギー対策する大切なポイント
- アレルギー対策におすすめのキャットフード3選
- まとめ
アレルギーに悩んでいる愛猫の改善と予防の参考になれば幸いです。
食物アレルギーを発症したときの症状とは?
アレルギーというと「全身がかゆくなる」というイメージが強いと思います。実はアレルギーには他にもたくさんの症状があります。
主な症状は以下の6つです。
- 全身がかゆくなる
- 下痢と嘔吐
- お腹がゴロゴロと鳴る
- お腹の皮膚に余裕が無いほどパンパンに張る
- 毛が抜け落ちる
- 発熱
食物アレルギーにはこれだけの症状があります。恐らくみなさんが想像していたよりも多いと思います。私も初めて知ったときは「こんなにも多いんだ…」と思いました。
この中でも「下痢や嘔吐、お腹が鳴る」という症状が一時的なものだと勘違いして、放置している飼い主さんも多いです。もしそのような症状が何日も続いている場合、今与えているキャットフードをすぐに変えてあげましょう。
アレルギー対策に欠かせないポイント
アレルギー対策といってもどこを注意したらいいのか分からない方もいるでしょう。ここでは私がおすすめしているアレルギー対策のポイントを「3つ」紹介したいと思います。
1.使用しているお肉の種類に注意!
肉類の中で最もアレルギーを引き起こしやすいのが「牛肉」です。つまり、肉類を選ぶときは牛肉以外のものにしたほうがアレルギー発症の確率を下げることができます。
牛肉の次にアレルギーを引き起こしやすいのが「魚」です。ただ魚といっても全てがそれに当てはまるわけではありません。
主にマグロやカツオ、サバなどの「赤身魚」が特にアレルギーを引き起こしやすいと言われています。魚を与えるときは「白身魚」のほうが安全です。
2.穀物不使用(グレインフリー)
穀物は猫にとって相性が悪く、アレルギーを引き起こしやすくなります。その穀物の中でも特にアレルギーを引き起こしやすいものがあります。
それは「トウモロコシ」と「小麦」です。
様々な種類がある穀物の中でも特にこの2つは引き起こす可能性が高いです。これは研究結果でも証明されているので注意しましょう。
また、この2つ以外にも量次第では穀物アレルギーになる素材があるので、対策をするなら穀物不使用(グレインフリー)に越したことはありません。
3.添加物不使用(無添加)
もともと猫が野生のときに食べていたごはんの中には添加物が含まれていませんでした。人に飼われるようになってからはキャットフードの中に含まれる添加物を食べる機会が増えてきました。
その結果、野生では食べなかった添加物に対して体内の免疫が過剰反応し、アレルギーを引き起こす原因にもなりました。
よって、無添加のキャットフードを選んだほうが安全です。
アレルギー対策におすすめキャットフード厳選3つ!
上記3つのポイントを押さえた「アレルギー対策におすすめのキャットフード」を紹介していきたいと思います。
3位 カナガン
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
---|---|
商品名 | カナガン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
カナガンは「鶏肉を60%以上使用、穀物不使用、無添加」と3つのポイントをクリアしたキャットフードです。さらに、全猫種用&全年齢対応となっているので幅広く食べることができます。
穀物の代わりに厳選された野菜や果物を使っているので、アレルギー対策だけではなく皮膚被毛や尿路結石の予防など、健康にもいい効果が期待できます。
年齢や活動量に合わせて給餌量を調節することによって、生涯ずっと与えていくことができます。アレルギー反応がなければ一生変えなくて済むので、キャットフードの切り替えなどの面倒な手間もかかりません。
2位 シンプリー
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | シンプリー |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
シンプリーはアレルギーになりにくいサーモンを主原料に無添加、穀物不使用のキャットフードとなっています。
食いつき率は驚異の100%を記録しているので、食べなかったときの心配は必要ありません。実際に口コミでも偏食気味の猫さえ残さず食べたようです。
シンプリーの口コミには、アレルギー以外にも目ヤニや涙やけが改善されたという声が見受けられました。このような病気に悩んでいるなら試してみる価値はあると思います。
1位 モグニャン
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
---|---|
商品名 | モグニャン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
モグニャンは、低アレルギーの白身魚を主原料に採用し、穀物も一切使わないことによってアレルギー対策も万全なキャットフードです。
主原料の白身魚は赤ちゃんの離乳食に使用されるほどの安全性があります。そんな白身魚を60%以上も使用した贅沢な仕上がりになっています。
また白身魚だけではなく、原材料全体の品質にもこだわりがあります。モグニャンは原材料が工場に届いた時点で全て品質チェックを行い、それをクリアした原材料のみを使用するという徹底ぶり。厳重な管理のもとで製造されているので安全、安心です。
アレルギー対策はもちろん、原材料の品質にもこだわったモグニャンは、全ての飼い主さんに試してほしいキャットフードです。
まとめ
食物アレルギーというのは改善されるのにかなり時間がかかります。飼い主が病気の症状に焦って次々とキャットフードを変えていたら治るものも治りません。
アレルギーに悩んでいる猫を見ているのは辛いと思いますが、そのようなときだからこそ落ち着いて様子を見てあげましょう。
アレルギー対策といっても完璧に発症を抑えられるわけではないので、そこは理解しておきましょう。あくまで発症の確率を下げるための一つの対策です。
もし、アレルギーに悩んでいる場合はすぐにキャットフードの原材料を見直しましょう。そして必要ならキャットフードを変えましょう。それがアレルギー改善への近道です。
以上、アレルギー対策におすすめのキャットフード3選でした。ぜひ参考にしていただければ幸いです。