こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
テレビなどでもよく取り上げられ話題になっている「デブ猫」。愛嬌があって可愛いですよね。でも、そのまま放っておくと大変なことになるんです・・・。
肥満がどれほど危険か知っていますか?もし知らないという方は危険性を紹介するので是非とも最後まで読んでいってください。
また、ダイエットさせたいけど、どれを選べば良いのか分からないという方のために大切なポイントも紹介したいと思います。
ということで、今回は以下の「4つ」を紹介していこうと思います。
- 肥満による危険性
- ダイエットフード選びで大切なポイント
- おすすめのダイエットフード3選
- ダイエットをするときの注意点
1.肥満による危険性
肥満によって起こる弊害は以下の4つです。
- 関節と筋肉への負担
- 心臓への負担
- 呼吸器への負担
- 糖尿病の危険
負担や危険といわれても分かりづらいと思うので一つ一つ解説していきます。
関節と筋肉への負担
たくさん付いた脂肪によって関節と筋肉への負担がかかると「捻挫やヘルニア、関節炎」などの病気をまねく恐れがあります。
この病気になると猫は運動することを嫌い、ますます動かなくなるのでダイエットを困難にします。またこの病気は痛みも伴ってくるので元気もなくなってきます。
結果、さらに肥満になっていき、痩せようがなくなる可能性もあるので早めにダイエットをしましょう。
心臓への負担
脂肪が多いということは、重い荷物を常に背負っているようなものです。重い荷物を運ぶパワーを生み出すためにたくさんの血液が筋肉に送り出されます。
血液を送り出す役目がある心臓は普通よりも活発に動き、過剰に負担がかかります。その負担によって心不全や高血圧などの命の危機にも関わる病気になる可能性があります。
呼吸器への負担
脂肪は身体だけではなく、首の周りにも脂肪が増えてきます。首に脂肪が増えると酸素などが通っている気管が細くなり、呼吸をするのが大変になります。
そのまま脂肪が増え続けると気管が塞がり呼吸ができなくなります。その結果、呼吸器不全になります。実際にこの病気で死んだ猫もいますので、ここが一番注意したいです。
糖尿病の危険
肥満になることで糖尿病になる確率は、通常の体型の猫に比べて倍以上高くなります。もし糖尿病になれば、毎日インスリンを投与し、食事管理をしてあげなければいけません。
結果、ダイエットよりも手間がかかることになるので糖尿病になる前に痩せましょう。
2.ダイエットフード選びで大切なポイント
ダイエットフードを選ぶうえで大切なポイントは以下の3つです。
- 動物性タンパク質がたくさん使われている
- 穀物不使用
- 低脂肪
動物性タンパク質がたくさん使われている
動物性タンパク質は猫にとって大切な栄養素です。ダイエットをするときにこの栄養素が少ないものを選び方もいますが、これは普段の生活を過ごしていくためのエネルギーになります。たとえ太っていても摂取量を減らすのはやめましょう。
ダイエットをするとき、いつもよりたくさんのエネルギーが消費されるので動物性タンパク質はたくさん摂れるようにしておきましょう。
穀物不使用
穀物には「炭水化物(糖質)」という成分がたくさん含まれています。実は肥満の原因として最も多いのが、この炭水化物なんです。
猫はタンパク質や脂質に比べて炭水化物をうまく吸収することができません。その結果、余分な炭水化物は脂肪に変わっていき、身体の中に貯まっていきます。
穀物不使用ということは炭水化物の摂りすぎがなくなるのでダイエットに最適だといえます。
低脂肪
ダイエットをするなら”出来れば”低脂肪のほうが良いです。肉食である猫は脂肪を消化、吸収しやすい身体になっているので優先度としては低くなっています。
ある程度低脂肪であれば、そこまで低さにこだわる必要はありません。
3.おすすめのダイエットフード3選
上記のポイントをクリアしたおすすめのキャットフードを紹介していきたいと思います。
ナウフレッシュ
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | ナウフレッシュ(シニアキャット&ウェイトマネジメント) |
参考価格(税抜) | 5616円(単品購入時/amazon参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/成猫・シニア猫用 |
内容量 | 1.81kg |
カロリー(100g辺り) | 357.1カロリー |
新鮮な骨抜き七面鳥を主原料にした穀物不使用(グレインフリー)のキャットフード「ナウフレッシュ」
必要な栄養素であるタンパク質はたくさん含みつつ、低脂肪・低カロリーに抑えることによって体重管理がしやすくなっています。
価格は他のおすすめダイエットフード2つに比べて高くなっているのが難点ですが、ダイエットのためだけに与える分には良いと思いますよ。
カナガン
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | カナガン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
カロリー(100g辺り) | 390カロリー |
新鮮なチキンを60%以上使用することによって高たんぱく・低炭水化物に仕上がっているキャットフード「カナガン」
一見カロリーが高めになっているように思えますがカナガンは栄養価が優れているので一回の給与量が他のキャットフードに比べて少なくなっています。なので実際に摂るカロリー低めになっているので安心してください。
ダイエットによるストレスを軽減するためにカモミールが配合されているので、ストレスを軽減しながら与えることができます。
モグニャン
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | モグニャン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
カロリー(100g辺り) | 374カロリー |
主原料に使用している白身魚は「高タンパク質、低脂肪、消化吸収に優れている」とダイエットにはうってつけの内容となっています。
サツマイモやカボチャなどの食物繊維が含まれた野菜を使うことによって、長時間の満腹を維持してくれます。満腹感を維持することによって、おやつやごはんの食べすぎをなくせます。
モグニャンは生涯に渡って与えることができるので、ダイエット後にいちいち別のキャットフードの切り替えをしなくても、そのまま与え続けることができます。
また与え続けると体型の維持もしやすいというメリットがあります。
4.ダイエットをするときの注意点
最後にダイエットをするときに注意点が2つあります。それは「ストレス」と「与える量」です。
ストレスによる注意点
猫は他の動物と比べてもストレスを感じやすい動物です。無茶な運動のストレスによって身体を壊す恐れがあります。なので最初はゆっくりと時間をかけて運動させましょう。
与える量についての注意点
与える量ですが、ダイエットを始めていきなり与える量を”減らす”というのは絶対に駄目なのでやめましょう。減らしすぎると肝機能不全という命に関わる病気になる危険性があります。
減らす方法として1日に与える回数を3回~4回に増やしてあげるのがおすすめです。その後徐々に1回の給与量を減らしていきましょう。そうすることでストレスなく満腹感を維持することができます。
まとめ
以上、いかがでしたか。キャットフードを選ぶ参考になっていたら嬉しいです。
「いろいろあって悩む・・・」と思っている飼い主さんには、とりあえずモグニャンは試して頂きたいです。なぜなら、ダイエットに限らず当サイトの総合ランキングで1位を獲得している商品ですから(*^_^*)