こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
スーパーやホームセンターを訪れると必ず見かける「市販のキャットフード」。
ネットではよく「市販のキャットフードは危険」だとささやかれています。しかし、なにが危険なのかわからないという飼い主さんも少なくはありません。
そこで今回は市販のキャットフードとはどういうものなのか、分かってもらうために以下の「4つ」を紹介していきます。
- 市販キャットフードのメリット、デメリット
- 市販のキャットフードで与えるならこの3つ!
- おすすめをしない理由
- まとめ
1.市販キャットフードのメリットとデメリット
市販キャットフードのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
まずはメリットから!
- 価格が安い
- 味の種類が豊富(国産限定)
- 手軽に購入できる
市販であるメリットは上記の3つです。それぞれ解説していきます。
価格が安い
市販のキャットフードは通販と比べて価格は圧倒的に安いといえます。
通販で良質なキャットフードだと1kg2000円を超えてきます。それに比べて市販の場合は1kgだいたい600円ぐらいです。
この”異常な価格の安さ”は市販の最大のメリットでしょう。
味の種類が豊富(国産限定)
市販されている国産キャットフードは”食いつき”と”低価格”を第一に考え製造されています。
そのため食いつきをよくするためにバラエティに富んだ味となっています。
ちなみに海外産のキャットフードは、ペットやフードに対しての法律が厳しく取り締められています。そのため”安全性”を第一に考え製造されます。
手軽に購入できる
通販で購入すると大体届くまでに3日~4日かかります。市販のキャットフードはお店に行って、買うだけなので1日で買うことできます。
また普段の買い物ついでに購入することもできるので、非常にお手軽です。
市販のデメリットとは?
早速デメリットを紹介します。デメリットは以下の3つになります。
- 人工添加物がたっぷり
- 穀物がたくさん使われている
- 低品質な肉類、魚類が使われている
それでは一つ一つ解説します。
人工添加物がたっぷり
市販されているキャットフードの多くは賞味期限が異常に長くなっています。この理由知っていますか。
実は、業者は猫の健康なんて考えていません。少しでもお店に長く置いて売れるように期限を無理矢理延ばしているんです。
無理矢理延ばしているので、猫の身体に害が無いわけありません。食べていると”発がん”や”染色体異常”など重大な病気を引き起こす可能性があります。
穀物がたくさん使われている
市販のキャットフードには主原料に穀物が使用されています。実はここに”低価格にできる”理由が隠されているのです。
それは「カサ増し」のためです。穀物は肉や魚に比べてコストが全くかかりません。本来であれば、猫は肉食動物なので主原料に肉か魚が来るべきです。
しかし企業は肉や魚を主原料にすることはめったにありません。そうすると価格帯が海外のキャットフードと同じになり、比較されると安全性に負けるからです。
低品質な肉類、魚類が使われている
市販のキャットフードのほとんどが穀物が主原料になっているといいましたが、一部のキャットフードは肉類が主原料になっているのもあります。
「じゃあ、そのキャットフードを買えばいいの?」と思うかたもいると思います。そのお肉をよく見てください。チキンミールなどの「〇〇ミール」と書かれていませんか?それ良いお肉じゃありませんよ。
「〇〇ミール」のようなミール系は病気や事故、薬漬けで死んだ動物のお肉を再利用して使われています。また動物の骨や皮、毛などの栄養価値がない副産物も混ぜられている可能性もあります。
2.市販のキャットフードで与えるならこの3つ!
どうしても与えるならこの3つのキャットフードです。あくまで品質面で妥協してる内容だとご了承ください。
もし、愛猫の将来の健康のためにホントに良質なキャットフードを探している方は以下の関連記事も合わせてご覧ください。必ずぴったりのものが見つかりますよ↓
3位 キャネット
評価(5段階評価中) | ★・・・・ 1ツ星製品 |
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商品名 | キャネットチップ(お肉とお魚ミックス) |
参考価格(税抜) | 648円(単品購入時/amazon参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/成猫用 |
内容量 | 2.7kg |
生産国 | 日本 |
「キャネット」はマグネシウムの含有量を調整することによって、尿路結石の形成に配慮したキャットフードです。
酸化防止剤には安全性の高い天然由来の成分を使用。新陳代謝を促進させるビール酵母が配合されています。しかし、発がん性の恐れがある着色料(赤102)が使われているのが残念です・・・。
2位 サイエンスダイエット
評価(5段階評価中) | ★★・・・ 2ツ星製品 |
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商品名 | サイエンスダイエット |
参考価格(税抜) | 1454円(単品購入時/amazon参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/成猫用 |
内容量 | 1.8kg |
生産国 | チェコ |
サイエンスダイエットは100人を超える獣医師と栄養学者が開発に携わったキャットフードです。スーパーやホームセンター、ペットショップでよく見かける製品です。
主原料には品質の良い鶏肉(チキンとターキー)が使われています。危険な添加物は一切使用していないので安心です。
アレルギーになりやすいトウモロコシや小麦などの穀物が入っています。長期的に与えるには少し不安があります。
1位 ピュリナワン
評価(5段階評価中) | ★★★・・ 3ツ星製品 |
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商品名 | ピュリナワン(室内飼い猫用・ターキー&チキン) |
参考価格(税抜) | 1575円(単品購入時/amazon参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/成猫用 |
内容量 | 2.2kg |
生産国 | アメリカ |
「ピュリナワン」は猫の健康はもちろん、美味しさにもこだわったというキャットフードです。
主原料にターキーを使用。添加物などは安全だといえますが、穀物に不安がのこる内容となっています。
市販されているキャットフードの中ではトップクラスの安全性があります。どうしても市販のものを購入しないといけないのであれば、私はこのキャットフードを選ぶと思います。(※ちなみに私の愛猫に与えるフードはこちら)
3.おすすめしない理由
ここまで読んでもらって、おすすめしない理由がなんとなく分かると思います。市販されている多くのキャットフードには”危険な原材料”が使われているからです。
残念なことに日本で販売されているキャットフードには原材料を明確に記載するという法律がありません。そのため良質な原材料が本当に使われているのか分からず、原材料の品質が確かではありません。
そういった理由から市販のキャットフードはおすすめできません。どんなキャットフードが愛猫に合っているかわからず悩んでいる方は以下の記事がおすすめです。
4.まとめ
市販のキャットフードはお財布に優しくなっています。毎日の食事のことを考えると出費が少なく、魅力的ではあります。
しかし、”愛猫の健康”を考えるなら私は市販のキャットフードはおすすめしません。当サイトでは全種類のキャットフードを比較検証しています。
さらに良質なキャットフードを手に入れたい方はそちらから選んでみてください。
当サイトが評価した中で一番人気のキャットフードはこれ!
当サイトでは全86種のキャットフードを愛猫のために厳しく辛口評価をしてきました。そんな辛口評価の中で一番評価が高かったのがモグニャンドッグフード。
モグニャンは原材料には一切妥協せず、アレルギーや病気予防にも配慮し、製造工程に及ぶまで徹底的にこだわり抜いて作られています。欠点らしい欠点もなく、あるとすれば、市販で買えず、公式サイトからの通販のみでしか買えないといったところしかありません。まだ購入したことがない方は一度購入してみてもよいかもしれません。