こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
猫を飼っていると一度は経験する「軟便と下痢」問題。軟便や下痢になるとお世話も大変ですが、何よりも見ていてかわいそうですよね。
ただ改善をしてあげようにも「何が原因か分からない、どうすればいいの・・・」と悩んでいる飼い主さんもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は以下の「5つ」を紹介していこうと思います。
- 軟便と下痢の原因とは?
- 軟便と下痢の改善方法
- 軟便と下痢の改善に最適なフードの選び方
- おすすめキャットフード3選
- まとめ
1.軟便と下痢の原因とは?
軟便または下痢になる主な原因は以下の5つです。
- ストレス
- 食べすぎ
- 水分の過剰摂取
- フードの切り替え
- キャットフードが合っていない
ストレス
猫というのは非常にストレスを感じやすい生き物です。そのため猫は引越しや運動不足、多頭飼いなどの生活環境の変化にもストレスを感じます。
そのストレスの影響を最も受けるのが”腸”です。結果、腸の活動が鈍くなり、軟便や下痢を引き起こしてしまうのです。
食べすぎ
猫は野生のときの「食べられるときにたくさん食べる」という本能が残っています。飼い主さんはそれに気づかずお腹が空いていると思って、たくさん与えてしまいます。
その結果、食べたフードを消化しきれず下痢や軟便になってしまいます。
水分の過剰摂取
もともと猫は水分をそこまで摂らないので、他の原因と比べると一番可能性は低いといえます。
ドライフードを与えていて水をガブガブ飲んでいなければ問題ありません。ウェットフードを与えていて水も飲んでいたら、これが原因かもしれません。
フードの切り替え
フードの切り替えは猫に問題はなく、飼い主さんにあります。
猫は新しいキャットフードに身体が慣れるまでに時間が必要です。そんなことはお構いなしにいきなりフードを変えると、身体が驚いて下痢や嘔吐します。
焦らず、前のフードに新しいフードを少しずつ量を増やして混ぜていき、切り替えていきましょう。(具体的な切り替え方法は公式サイトかパッケージに書かれています)
キャットフードが合っていない
今食べているキャットフードが愛猫に合っていないかもしれません。市販の安価なキャットフードは穀物を主原料に多く使っています。
穀物は猫にとって消化ができない苦手なものです。そのため消化不良によって軟便や下痢になっているのかもしれません。
また穀物だけではなく、低品質な肉や魚が原因の可能性もあります。チキンミールやミートミール、副産物など栄養価の無いものが使われ、吸収できず軟便になっている可能性もあります。
2.軟便の改善方法
軟便を改善するには以下の方法がおすすめです。
- ストレス解消
- キャットフードを今よりも品質の良いものに代える
ストレス解消
猫はストレスを感じやすいので、感じている原因を解消してあげましょう。例えば「トイレが汚い」であればキレイにしてあげる。「周囲が騒がしい状態」なら静かになるように工夫するなどがあります。
ストレス発散に猫じゃらしやボールで10分程度、遊んであげるのも効果的ですよ。
キャットフードを今よりも品質の良いものに変える
軟便に悩んでいるなら、一番これをおこなってほしいです。キャットフードが原因で軟便になっている猫が非常に多いからです。
実際に楽天やamazon(アマゾン)で低品質なキャットフードの口コミを見てください。「食べさせたら下痢になった」や「軟便になった」という飼い主さんの声がたくさんありますから。
そのため軟便になったら最初にキャットフードの切り替えを検討してみてください。
3.軟便改善に期待ができるフードの選び方
軟便を改善するためのフード選びにはポイントが3つあります。
- 胃腸に優しい(穀物が主原料ではないもの)
- 品質の良いお肉、お魚を使っている
- 無添加
胃腸に優しい(穀物が主原料ではないもの)
軟便になる原因として多いのが「穀物が主原料のキャットフードを与えている」です。猫にとって穀物は消化ができない苦手な食べ物です。
穀物が大量に含まれていると猫は消化と吸収ができず、下痢や嘔吐に繋がります。
選ぶときは穀物が少量か、一切使われていないグレインフリーのフードを選びましょう。
品質の良いお肉かお魚を使っている
肉類が主原料でもミートミールやチキンミールなど”副産物”が配合されたフードは危険です。副産物というのは、本来であれば廃棄されるような部位を粉にして混ぜたものです。
そのため栄養価値はなく、お腹を壊して軟便や下痢などを引き起こす可能性があります。
無添加
添加物というのは猫が野生のときの食事には無かったものです。添加物がたっぷりと含まれたフードを与えると猫の身体が過剰に反応して体調を崩すこともあります。
安価なキャットフードには「人間の食品には使用することが禁止されている添加物」が入っていることもあります。
猫の身体に優しい無添加フードを選んであげましょう。
4 軟便改善におすすめのキャットフード3選
軟便改善に期待できるおすすめキャットフードは3つあります。ランキング形式で紹介するので、ぜひキャットフード選びの参考にしてください。
3位 ジャガー
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | ジャガー |
参考価格(税抜) | 4280円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/生後2ヶ月~対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
「ジャガー」は新鮮で上質な素材を使用し、徹底的に品質にこだわったキャットフードです。
価格は他2つに比べて高くなっています。しかしメインの肉と魚などの動物性たんぱく質は80%以上も使用した贅沢な一品となっています。
腸内細菌のバランスを整えてくれる「プロバイオティクス」が配合されています。腸内の異常をすぐに改善する効果があるので、下痢や軟便の改善にバッチリですよ。
2位 カナガン
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | カナガン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
「カナガン」は動物性原料と野菜のバランスがベストに配合されたキャットフードです。
猫が大好きな新鮮なチキンを贅沢に使用されています。穀物は一切使用せず、代わりに消化性に優れ、腹持ちのよいサツマイモが含まれています。
ストレスを軽減するカモミールが配合されています。軟便の原因の一つでもある「ストレス」も同時に解消されます。
1位 モグニャン
評価(5段階評価中) | ★★★★★ 5ツ星製品 |
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商品名 | モグニャン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
「モグニャン」は食いつきの良さと必要な栄養素を考え抜いて作られたキャットフードです。
離乳食としても使われるほど安全な白身魚をメインにしています。そんな白身魚を63%以上も使用したスーパーフードです。
消化不良やアレルギーを引き起こす穀物は使用されていません。アレルギーに悩んでいる猫にも安心して与えることができます。
腸内環境を良くする食物繊維を豊富に含んだカボチャやサツマイモを使用。またお通じを良くするオリーブオイルも配合されています。
結果、モグニャンは軟便の猫でも安心して食べられるキャットフードだと評価できます。
3.まとめ
ここまでいかがでしたか。軟便だいたい理解してもらえたと思います。
もし上記の改善方法を試してみて何日も経つが治らなかったという猫がいるなら、それは病気の疑いがあります。
その場合はすぐにかかりつけ、近所の動物病院に連れていってあげましょう。
次に軟便改善に期待ができるキャットフードの選び方とおすすめを紹介します。是非キャットフードの購入の参考にしていってください。