こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
「安全なキャットフードを食べさせてあげたい!」と、愛猫の健康を心配する飼い主さんが増えてきています。
愛猫のことを想って安全なキャットフードを探していると必ず出てくるのが「無添加キャットフード」。
ただ、”無添加=安全”という漠然としたイメージを持っているだけでその商品が良いのか、それとも悪いのかが具体的に分からない方もいるでしょう。
先に結論を言うと、無添加の製品は高品質なものが多く、数多くあるキャットフードの中でも管理人が自信をもっておすすめしたい製品がたくさんあります。
そこで今回は、無添加キャットフードについて知ってもらうために以下のことを紹介します。
- 添加物による危険性とは!?
- 無添加のメリット&デメリット
- 無添加以外にもクリアすべきポイント
- 無添加でおすすめキャットフード3選
- まとめ
1.添加物による危険性とは!?
添加物による危険性となぜ無添加が良いのか説明していきます。
添加物による病気の危険性について
「私たち人間も食べている添加物が、なぜ危険だと言われているの?」という風に思う方もいると思います。危険だといわれる一番の理由が”病気を招く恐れがあるから”です。
実はキャットフードには”人間が食べる食品には使用することを禁止している添加物”が含まれているものもあります。
人間の食品にも禁止されているようなものを、私たちより何倍も身体が小さい猫が食べているのです。平気なわけがありませんよね。
特に酸化防止剤のBHA、BHTや着色料の赤色〇号、青色〇号といった人工添加物は、ガンや染色体異常など深刻な病気を引き起こす可能性があるので注意してください。
なぜ無添加が良いのか
猫が野生のときに食べていた食事と、人に飼われるようになってからの食事には大きな違いがあります。それが「添加物の有無」です。
猫は肉食動物で、主にねずみやスズメなど小動物を狩って食べていました。当たり前ですが小動物に添加物は一切含まれていません。
しかし、私たち人間に飼われることによって食事に添加物が加わるようになりました。その結果、慣れない添加物を食べることによって猫の身体の中は驚き、過剰反応をしてしまいます。
猫によっては免疫力などが過剰に反応し、アレルギーを発症します。また消化器に負担がかかり消化不良を引き起こしてしまうこともあります。
そのため、できるだけ自然な食事に近い無添加のほうが良いのです。
2.無添加のメリット&デメリット
無添加には良い面(メリット)がたくさんありますが、残念ながら悪い面(デメリット)もあります。まずはメリットから紹介していきます。
無添加フードの「3つのメリット」
無添加によるメリットは以下の「3つ」になります。
- 病気のリスクが減る
- 原材料からしっかりと栄養を摂ることができる
- 食べすぎがなくなる
1.病気のリスクが減る
上記でも少し書いていますが添加物を食べると、猫の身体は添加物を異物としてとらえ、過剰反応を起こします。その結果、消化不良やアレルギーなどの病気を引き起こすかもしれません。
しかし無添加であればそのような心配はありません。そのため無添加は病気の予防にもなっているといえます。
2.原材料からしっかりと栄養を摂ることができる
無添加とはフードに余計なものが一切入っていないともいえます。栄養分を強化する添加物なども使われていないので、必然と栄養のある高品質な原材料が使用されます。
無添加フードに使われている原材料がヒューマングレード(人が食べても大丈夫)なものが多いのもこれが理由です。
3.食べすぎがなくなる
無添加フードの多くは少量でもしっかりと栄養が摂れるように工夫されています。食べすぎることがなくなるので、肥満や糖尿病などの病気にもなりにくくなります。
ただ、添加物が多く使われたフードから切り替えた場合、最初は物足りなく感じるかもしれません。時間が経てば慣れていくのでゆっくりと切り替えてあげましょう。
無添加フードの「3つのデメリット」
無添加によるデメリットは以下の「3つ」になります。
- 価格が高く思える
- 購入に手間がかかる
- 食いつきが悪くなるかもしれない
価格が高く思える
メリットの一つである「原材料からしっかりと栄養を摂ることができる」ということで原材料の品質は高く、それだけ価格も高くなります。
市販のキャットフードに比べて何倍も高く感じると思います。しかし、その分無添加は安全性も何倍にも高くなっていることを考えましょう。
購入に手間がかかる
無添加キャットフードとは賞味期限が、他の添加物が使われたフードよりも短くなっています。そのため、長期間商品棚に置いておくことができないのでお店ではほとんど売られていません。購入方法は主にネット通販になります。
お店に比べると、ネット通販は注文手続きや受け取り日のスケジュール合わせなどがあり、手間がかかります。しかし無添加フードのなかにはこれを解消する「定期購入」があります。
定期購入にすれば、注文手続きをするのは最初の1回だけで済みます。また受け取り日も決められるのでスケジュール管理も楽になります。
食いつきが悪くなるかもしれない
猫は味覚がそこまで発達していないので味よりも匂いを重視しています。
調味料や香料などの添加物がたっぷりと使用されたキャットフードに比べると、無添加は匂いが薄く感じるかもしれません。
ただ、お肉やお魚がたっぷりと含まれたフードであれば問題ありません。最初は反応が悪いかもしれませんが時間経ってお腹が空けば食べてくれると思いますよ。
3.無添加以外にもクリアすべき「5つのポイント」
無添加だからといって購入をするのはいけません。無添加以外にもクリアすべきポイントがあります。それは以下の「5つ」になります。
- 品質の良いお肉やお魚が主原料?
- 消化が苦手な穀類への対応は?
- 使用している油は良質か?
- 原材料の品質は良いか?
- 猫種、年齢に合ったフード?
品質の良いお肉やお魚が主原料?
肉食動物である猫にとってお肉やお魚が一番大切です。お肉やお魚に含まれる動物性タンパク質を猫は最も必要とし、その量は人や犬よりも約5倍必要としています。これだけで猫がどれだけ必要か分かってもらえると思います。
また無添加フードで安全であっても食べてくれなくては意味がありません。食いつきをよくするためにも品質の良いお肉やお魚が主原料に使われている必要があります。
消化が苦手な穀類への対応は?
猫にとって穀類は消化が苦手な食べ物です。量が多ければ多いほど消化不良になる可能性が高くなります。
また穀類の量が多くなると、穀類に含まれる炭水化物も多くとることになり、肥満や糖尿病に繋がる恐れがあります。
量は多くなくてもトウモロコシや小麦は穀類のなかでもアレルギーを引き起こしやすいので、使われていた場合は注意が必要です。
そのため穀類への対応としてはグレインフリー(穀物不使用)か少量のフードがベストです。
使用している油は良質か?
ストレスを受けやすく、便秘になりやすい猫。そんな便秘の改善に良いとされているのが油です。油は猫のお通じを良くする効果があります。
またそれ以外にも皮膚や被毛にも良い効果をもたらしてくれるといわれています。
良質な油を使用しているか確認するのも大切です。
原材料の品質は良いか?
上記でも書きましたが、無添加フードは栄養を強化する添加物は使っていないので、原材料から栄養を摂る必要があります。
原材料の品質が悪ければ、栄養をしっかりと吸収することができず、栄養不足になる可能性もあります。
原材料の品質は良いのか確認する必要があります。ちなみにヒューマングレードの原材料が使われていたら良質だといえます。
猫種、年齢に合ったフード?
例え良質な無添加フードであっても、ここが間違っていたら意味がありません。
一般的にキャットフードは子猫用、成猫用、老猫用と分けられています。それぞれ年齢によって必要とする栄養素も違ってきます。仮に成猫や老猫に子猫用フードを与えると栄養の摂りすぎによって肥満になってしまいます。
もし、フードを年齢ごとに切り替えるのが面倒だと思う方には「全年齢対応」のフードをおすすめします。全年齢対応であれば、年齢に合わせて食事量を調節してあげるだけ生涯与え続けることができます。
ちなみに私は非常に楽なんで全年齢対応フードを与えています^^
4.無添加でおすすめキャットフード厳選3つ!
上記のポイントを全てクリアしたおすすめ無添加キャットフードを「4つ」紹介します。数百種類あるキャットフードのなかから最も優秀だと評価したものです。
このランキングを参考にしていただければ、間違いなくキャットフード選びに失敗することはないでしょう。
4位 ファインペッツ
評価(5段階評価中) | S(最高ランク) |
---|---|
商品名 | ファインペッツ |
参考価格(税抜) | 2286円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1kg |
生産国 | オランダ |
「ファインペッツ」は”世界最高品質”で”安心安全”な無添加キャットフードです。
アヒル肉とニシンをメインに使用しています。肉類の原材料の割合を85%まで高めた結果、他のキャットフード比べても倍以上の消化吸収率になっています。
全粒米という穀物が使われているのが少し残念ですが、アレルギー発症の心配はないので比較的安心です。
ファインペッツは他の3つとは違い、唯一お試しがあります。初回限定で「1kg540円(税込)」で試すことができます。
1kgと大容量で愛猫が気に入るか試すことができるのは非常に助かりますね。
3位 シンプリー
評価(5段階評価中) | S(最高ランク) |
---|---|
商品名 | シンプリー |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
「シンプリー」は新鮮なサーモンやニシンなどの魚をたっぷりと使用した無添加キャットフードです。
新鮮な魚をたっぷり70%以上使用されています。その結果、食いつき率は驚異の100%を記録しています。無添加のデメリットの一つ「食いつきが悪くなる」の心配はなさそうですね。
穀物は一切使われていないのでアレルギー対策もしっかりとできています。またアレルギーだけではなく、猫に多い病気の一つ関節炎にも配慮されています。
食いつき率が100%という驚きの数字を出しているので、好き嫌いの激しい猫でも食べてくれるかもしれません。
2位 カナガン
評価(5段階評価中) | S(最高ランク) |
---|---|
商品名 | カナガン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
「カナガン」はイギリスでストレスなく育てられた、新鮮なチキンをたっぷりと使用した無添加キャットフードです。
使用している原材料は全て厳選した人間が食べられる食材のみを使用しています。栄養価は豊富だといえます。
穀物は一切使用せず、代わりに野菜やハーブを配合することによってヘルシーです。
全ての猫にとって食べやすい小粒サイズとなっているので、口が小さい子猫でも食べることができます。
チキンが大好きな猫には是非とも試してほしいフードだといえます。きっと気に入ってくれること間違いなしです。
1位 モグニャン
評価(5段階評価中) | S(最高ランク) |
---|---|
商品名 | モグニャン |
参考価格(税抜) | 3960円(単品購入時/公式参考価格) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | イギリス |
「モグニャン」は離乳食としても使われる安全な白身魚を63%使用した、贅沢な無添加キャットフードです。
白身魚は高タンパクで低脂肪です。また消化吸収にも優れているので、安心して全年齢の猫に食べてもらえるフードです。
低アレルギーの白身魚をメインに穀物は一切使っていないので、アレルギー対策は完璧だといえます。アレルギーに悩んでいる猫は試してみる価値ありますよ。
上記の理由から子猫から老猫まで幅広く、おすすめできる5ツ星製品だといえます。魚が大好きな猫は是非一度試してみてください。
ネット通販を活用する
ここで紹介した「4つのおすすめキャットフード」は全て通常購入と定期購入をすることができます。
デメリットとして「購入に手間がかかる」とありますが定期購入をすれば、最初だけで後は手間はかかりません。また何気に助かるのが”重たいキャットフードを持たなくて済む”です。他の買い物のついでだとしんどいですよね。
この4つは公式サイトでしか購入できないというデメリットはあります。しかし割引を受けられるメリットや、無くなるころに定期的に届けてくれるなど、嬉しいメリットもたくさんあります。
まとめ
無添加キャットフードは愛猫が健康で長生きするための第一歩です。もちろん運動やストレスなどにも気を配らないといけませんが、フード選びも大切です。
ここで紹介したキャットフードはどれも自信を持って紹介できる5ツ星製品です。もし選ぶのに迷っているなら是非、一度どれか試してみてください。
私としてはどれも安全で自信をもっておすすめできます。ただ、全種類の製品を比較して思ったのは、モグニャンはワンランク上の品質だということです。
出来ることなら、猫を飼っている全ての飼い主さんに試して頂きたい逸品です。