こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
- 最近、元気に遊び回らない…
- 動いてもノロノロ…
- お気に入りのキャットタワーにのぼらない…
このような症状は、猫ちゃんがかかりやすい病気の1つ「関節炎」かもしれません。関節炎は飼い主が“見逃しやすく、そして勘違いしやすい病気”なんです。
「普段よりも元気がない・・・けどまた体調は戻るはず。」
「年老いているから、だんだん弱ってきているのかも・・・」
このように軽く考えてしまい見過ごしてしまうのです。だから関節炎は重症化してから気づく飼い主の方がとても多いのです。
これを見過ごさないためには普段の猫ちゃんの行動をしっかり見てあげないといけません。では、どのような猫ちゃんが関節炎になりやすいのでしょうか。詳しくご説明しますね。
関節炎になりやすい猫ちゃんとは!?
いくらかかりやすい病気といっても関節炎にならない猫ちゃんもいます。その違いは一体なんなのでしょうか。
実は「体重が増加した肥満猫」や「年齢を重ねたシニア猫」が関節炎になりやすいと言われています。
年を重ねたシニア猫の場合は、軟骨がすり減って関節炎を引き起こします。そして体重が増加した肥満猫は、その重い体重のせいで関節に負担をかけてしまい関節炎を引き起こします。
どちらの場合も重症化してくると、歩くのが辛くなってほとんど動かなくなります。そうなるとストレスで食事も食べれなくなる猫ちゃんもいます。
実は関節炎はとても怖い病気なんです。特に先程も言ったように重症化してから気づく飼い主さんがとても多いので、完治するまでにかなり時間がかかります。
普段からの猫ちゃんの行動をしっかり把握してあげて「体調が悪いのかな…」で済ますのではなく、何らかの病気を疑ってあげないといけません。
では具体的にどのようにして、猫ちゃんの体調の変化に気づいて関節炎を予防すればいいのでしょうか。
関節炎を予防する方法とは?
関節炎になりやすい肥満猫とシニア猫で予防する方法は少し違うのですが、おおまかなところはほとんど同じです。
まず肥満猫の場合は「体重が増加して肥満猫にならないこと」が重要です。当たり前のことかもしれませんが、体重が増加しないようにいつも適度な運動をさせてあげてください。
ここで注意しないといけないのが、食事を抜いてダイエットをさせようとする飼い主さんがいることです。
それは絶対にやめてください!
猫ちゃんが運動をするためにはたくさんのタンパク質が必要です。猫ちゃんの体はタンパク質によってエネルギーを作り出し、動くことができるんです。それなのに餌からタンパク質を摂らないと力不足になってしまい、余計に怪我をする可能性があります。
肥満猫には適度な量のタンパク質を餌から摂らせてあげて、適度な運動をさせるようにしましょう。
シニア猫の場合
そして、年齢を重ねたシニア猫の場合は「グルコサミン・コンドロイチン」を含んだキャットフードを食べさせてあげましょう。
これは関節炎にならないために骨をサポートする成分なので、これらが含まれたキャットフードを食べることで関節炎を予防することができるでしょう。
「グルコサミン・コンドロイチン」配合のキャットフードで、もっともおすすめしたいのが「シンプリー」です。これなら関節炎を予防するだけでなく、その他の病気対策も万全です。当サイトでも自信をもっておすすめできる製品です。
普段からの猫ちゃんの行動をしっかり見てあげれば異変に気付けると思います。
猫ちゃんはストレスを感じやすい動物なので、普段の生活の中でも単純に元気がないときはあります。しかし、明らかに運動能力が低下してきたり、元気がないようであればそれは病気の可能性が高いということです。
特に関節炎は気づきにくい病気なので、しっかり注意してあげましょう。