こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
猫ちゃんの主要な死亡原因となっている「生活習慣病」。
この中には、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓病、あるいは癌(がん)などが挙げられます。生活習慣病の多くは「遺伝する病気」だと言われてきました。でも、飼い主の管理によって発症を防いだり、遅らせたりすることも可能です。
この生活習慣病の背景には必ず「ある症状」が隠れています。それは「肥満」です。
先ほどご紹介した、生活習慣病によってかかる病気には「肥満」というキーワードが当てはまります。
「私の猫ちゃんは太っていないけど・・・」
このような飼い主さんも実は注意しないといけません。今回は「生活習慣病を予防する方法」と「飼い主が注意しないといけないポイント」についてご紹介したいと思います。
生活習慣病で注意しないといけないこと。
生活習慣病は多くの場合、肥満が関係しています。これは人間でも同じだと思いますが、体重が増えて脂肪分が多くなることによって様々な病気を引き起こします。
ちなみに、肥満になる原因はストレスや不摂生、そして大食いなど色々な原因が考えられます。
肥満の症状としては体重が増えるので、見た目にもすぐに分かります。自分の体重が増えてきて、見た目が変われば「体にはよくない状態なんだ」と誰でもわかると思います。
それは猫ちゃんでも同じです。明らかに体重が増えて体が大きくなれば、それには何か原因があって体が変化しているんです。
ただし、本当に怖いのはそこではありません。
本当に怖いのは見た目が変わらず、脂肪だけが多くなっていくことです。実は、猫ちゃんも内臓脂肪というものがあって、それは「隠れ肥満」と言われています。
つまり、見た目は全く変わらなくても内臓脂肪がついていき、脂肪分が多くなることで生活習慣病を引き起こしてしまうんです。これは正直、私たち素人ではなかなか分かりづらい問題です。だって、普段見ている猫ちゃんと何ら変わりない姿ですから…。
これを防ぐためには一体どうしたらいいのでしょうか。
猫の隠れた生活習慣病を予防する方法
家族の一員である愛猫には少しでも長生きして欲しいはずです。そこで、生活習慣病を予防するために必要になってくるのが、肥満を避けるために正しい食事を管理してあげることです。
これは人間でも同じですが、体重を減らしたり、内臓脂肪を減らすためには食事を調整しないといけません。
「じゃあ、手作りキャットフードのほうがいいんじゃないの?」
これだけは絶対にやめてください!
猫ちゃんが毎日必要な栄養がたくさんあります。それを私たち素人が作る手作りの料理で満たすことはできません。これは獣医師の先生も同じことを言うので、必ずやめてください。
では一体、どうすればいいのか?
それは、肥満を改善するためのキャットフードを食べることです。具体的には「高タンパク質、低カロリー」のキャットフードです。
「高タンパク・低カロリー」のものでおすすめなのは当サイト人気No.1の「モグニャン」です。数値だけを見るとそこまで低いわけではないですが、主原料の白身魚は高タンパク・低脂肪なので、低カロリーフードにはもってこいです。
これを毎日食べていけば、今食べているキャットフードより脂肪分が少なくなるので、今よりも体重も減り、体調は改善されていくはずです。そして同時に、生活習慣病の予防にもなるのです。
肥満猫用のキャットフードしてたくさん販売されていますが、その中にもあまりおすすめできないものもあります。そこは、飼い主の判断でキャットフードをしっかり選んであげなくてはいけません。
もし「生活習慣病が心配・・・」と感じたら、すぐに今食べているキャットフードを見直しましょう。