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ペットを迎えるその前に

ペットを迎えるということは新しい家族ができるのと同じです。

住んでいる家はペットの飼育に適した住居ですか?
最近は集合住宅でもペット可マンションが増加の傾向にありますが、まだまだ少数派です。
猫ライターとして有名なたまきみけ氏は、その著作で、本当はペットNGの賃貸住宅で管理人さんや大家さんに内緒で猫を飼うことを、『コッソリ飼い』と名づけました。以来、かなりポピュラーな猫の飼い方として定着してきましたが、やはりこれは契約違反で、みつかった場合はトラブルの元です。大家さんや近隣住民だけでなく、迎えるペットに対してもマナー違反だと思います。

家族全員の同意はもらいましたか?
2003年7月に出された「動物愛護に関する世論調査」では、ペットの飼育を「大嫌い」、「嫌いな方」まで入れると、70代以上の47%のお年寄りが、ペットの飼育を歓迎しない(関連記事を読む)という調査結果が出ています。必ず家族会議で全員の意思確認をしてください。 ペット飼育には思いの他、お金や時間が必要です。毎日の餌代、ブラッシング、散歩……。時期が来れば避妊手術や予防接種のため、健康なペットでも動物病院のお世話にならなくてはなりません。これらの代金が家計を直撃するようなら、考え直して下さい。

不測の事態が発生したときに預かってくれる人はいますか?
不測の事態とは、家事や自然災害、飼い主の入院や死です。犬も猫も大事に飼えば20年以上生きる時代になりました。オウムなどの大型の鳥類は30年近い寿命を持つものもありますので、万が一の時には引き取るという友人を探して下さい。旅行の時、急な出張の時にも部屋に駆けつけてくれる近い場所にお住まいなら、さらにベターです。

そして最後。これはご家族の努力や協力でどうしようもないことですが、動物の毛や糞、尿が原因で喘息やアレルギーを起こすご家族はいませんか?犬、猫、ウサギ、ハムスター、フェレット、鳥類などは抜けた毛や羽根が部屋に飛びますし、糞や、尿もします。それらが引き金となって、お子さんのアレルギーを悪化させてしまったからといって、保健所に引き取りを要請するようでは、飼い主さんである前に、大事なお子さんがアレルギー体質であることを見抜けなった親御さんとして、失格です。ペットを飼ったことで人間が不幸になるのだとしたら、絶対飼うべきではないと思いますが、不幸な末路を迎える動物を増やしてはなりません。